Pure Life

0歳赤ちゃん&FIRE済み夫と暮らすアラサーミニマリスト

ミニマリストの“ゆる肌断” きっかけと私流の取り入れ方

 

いきなりですが、私は極度のめんどくさがりです。

 

 

朝起きて顔を洗うのも歯を磨くのも、掃除も自炊もお風呂も、何でもかんでもすぐにめんどくさい~~~~!って思ってしまう人種なのです。

 

 

朝はできるだけ寝ていたいので、朝起きてから家を出るまでの時間はいつも30分弱です(`・ω・´)キリっ(自慢にならない)

 

そんなわけで当然、朝起きて顔を洗い、化粧水をつけて乳液をつけて肌になじませる時間をとって、下地をつけてファンデーションぬって~、という工程も大・大・大めんどくさい!

 

 

なぜ女性だけ会社にはきちんとメイクをしていくことがマナーなのだろう、と思うほどに。

 

休日におでかけでかわいくするためにメイクをするのは良いんですけどね。

 

そんな私がある日出会った「肌断食」について書いていきます。

 

 

 

 

 

肌断食を知ったきっかけ

私が初めて肌断食を知ったのは2016年の冬くらいだったと思います。

 

職場の先輩とごはんを食べていろいろおしゃべりしていました。

 

その時に、先輩の肌がきれいだったのでスキンケアについて聞いてみたのが始まりでした。

 

その先輩が肌断食をしていたのです。

 

 

その先輩はあまりベラベラお話しする方ではなく、落ち着いて上品な方だったのですが、その方が肌断食のことをとても熱く語ってくださったのが印象的でした。

 

 

その時に得た情報としては、

 

 ・スキンケアをしないことで美肌が手に入る

 ・毎日とにかく楽!

 ・宇津木先生という方の本に書いてある

 

ということでした。

 

 

肌断食とは?

肌断食とは、一言でいうと

 

「肌に何も与えないことで、過度なスキンケアやメイクによって低下している肌の『自己再生力』を回復させて新陳代謝を促し、スキンケアをせずともきれいな肌を保てる」

 

というものです。

 

 

先輩が教えてくれた宇津木龍一先生という皮膚科医の方が提唱したもので、「宇津木式スキンケア」とも呼ばれています。

 

 

人間の肌の表面(表皮)は新陳代謝(ターンオーバー)によって日々生まれ変わっています。

 

ケガをした時の傷が治るのも、この新陳代謝のおかげということです。

 

そして新陳代謝によって肌の表面には保湿成分とバリア機能を持つ膜ができます。

 

 

しかし、スキンケア用品や化粧品に含まれる「界面活性剤」はこのバリアを洗い流してしまいます。

 

また、同じく含まれることが多い「防腐剤」も、肌を守ってくれる常在菌という菌を減らしてしまい、肌を清潔に保つ力を弱めてしまっています。

 

その結果乾燥してしまった肌に潤いを与えるためにスキンケア用品を使うのですが、それにまた界面活性剤が含まれているので、またスキンケア用品を使う・・・

 

という悪循環が生まれてしまっているのが多くの人の現状というわけです。

 

 

さらに過度なスキンケアによって甘やかされてしまった肌は、新陳代謝も遅くなり自己再生力が弱まってしまいます。

 

 

 

そこで、界面活性剤で天然の保湿機能を壊さないために肌にスキンケア用品を与えないようにしましょう、

 

そうすることで肌の新陳代謝を促進して本来の自己再生力を取り戻せますよ、

 

というのが肌断食です。

 

肌断食のルールは、簡単にいうと下記の通りです。

 

 ・スキンケア用品は一切使わない(白色ワセリンのみ可)

 ・メイクは基本しない

 ・メイクをするとしても純石鹸で落とせるものを使う

 ・メイクをしていない場合は洗顔は水のみで洗顔料を使わない

 ・メイクをしている場合は純石鹸でやさしく洗う

 

 

詳しくはこちらの本に書いてあります。

 

 

 

肌断食を始めるまで

私が初めて肌断食について知ったのは2016年ですが、実際に始めたのは2018年の2月頃です。

 

なぜすぐにやってみなかったかというと、私の肌ステータスを考えると合わないのでは、と思ったからです。

 

 

~私の肌ステータス~

 ・小さい頃からアトピー性皮膚炎で皮膚科の薬が欠かせなかった

 ・今はかなりましになっているが、普段は化粧水&乳液、冬になると皮膚科の薬も併用している

 ・それでもかなりの乾燥肌である

 

 

肌断食について多少調べたり本を読んだりしてみたので、効果が出るまでには“地獄の肌荒れ期”を経なければいけないことを知っていました。

 

スキンケア用品で甘やかされていた肌にスキンケアをある日突然やめると、当然ながら肌がカッサカサになります。

 

その辛い日々を耐えて乗り越えた先に、やっと肌のターン―オーバーが回復して天然の保湿機能を手に入れられるというわけです。

 

 

しかもこの“地獄の肌荒れ期”が終わるまでの期間は個人差があるらしいではないか。

 

早い人は1週間、遅い人(特にスキンケアに力を入れてきた人)は年単位でかかることもあるそうです。

 

スキンケアをしなくて美肌を保てるのはとっても魅力的だけど、とはいえ毎日会社に行くので化粧がのらないのは困るし・・・と二の足を踏んでいました。

 

 

 

ですが、肌断食を知って2度目の冬。

 

私にとって冬は特に肌が乾燥して化粧がのりにくく、憂鬱な時期です。

 

今まで、ちゃんとスキンケアをした上でインテグレートやマキアージュの下地・ファンデーションを使っていましたが、冬になると下地を塗った時点でどうしても鼻や口の周りに粉がふいてしまいます。

 

何とかその上にファンデーションを塗ってもひび割れてしまう・・・

 

パックを使うと一時回復するが、すぐにまた元通り・・・

 

 

これ、肌断食の乾燥を我慢するのも同じじゃない?(;・∀・)

 

 

ある日プツンとどこかが切れて、どうせ乾燥がひどいなら、とりあえず肌断食をやってみようと決意しました!笑

 

 

 

私流 “肌断食”の取り入れ方~経過

本来肌断食のルールは「スキンケアなし・メイクなし」です。

 

でもやっぱり職場にノーメイクで行くのは抵抗があるし、メイクをした方が自分に自信が持てるという乙女心の欠片も持ち合わせていたので(笑)

 

まずは化粧品を石鹸で落とせる&肌に良いものにすることから始めました!

 

 

<開始~1か月ほど>

最初はまだ残っていたオイルタイプのクレンジングを使っていましたが、石鹸オフできるミネラルファンデーションを使うことでやや乾燥が改善してきた気がしていました。

 

そしてクレンジングを使っていたので、この時点ではまたスキンケアは化粧水&乳液。

 

 

<開始1か月後~2か月>

クレンジングが切れたタイミングで石鹸オフに挑戦!

 

宇津木式スキンケアでは石鹸の中でも余計なものが入っていない純石鹸が推奨されていたので、ドラッグストアなどで買えるそれほど高価ではない純石鹸を使っていました。

 

 

ファンデーションはきちんと落ちましたが、ここで噂の“地獄の肌荒れ期”に突入。

 

粉をふいたような乾燥と、小鼻の角栓がいつもよりにょきにょきっと目立つようになりました。

 

石鹸オフに変えると同時にスキンケアを白色ワセリンに変えていたので、それをつけたり、ひどい時には皮膚科の薬を使うことで対応。

 

 

ちなみに、白色ワセリンは薬局やドラッグストアでも買えます。

こんなのです↓

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とはいえ、冬に乾燥がひどくなることには慣れていましたし、ミネラルファンデーションにしてから以前使っていたファンデーションより乾燥が目立たなくなっていました。

 

なので、そこまで辛くはありませんでした。 

 

 

 

<開始3か月後~>

冬が終わり暖かくなってきたこともあってか、乾燥もかなりおさまり、最低限のスキンケアでもそれほど乾燥が目立つことはなくなりました。

 

そして、石鹸を純石鹸ではなく、余計なものは入っていないけれども潤い成分が入っているナチュラル系のものに変えてみました。

 

これが私に合っていたようで、春を迎える頃には“地獄の肌荒れ期”もほぼ終わりました。

 

私の場合肌断食が効果を発揮するまでにかかった期間は、3か月ほどということになります。

 

 

 

<現在>

肌断食を始めてから約2年になりました。

 

今は、冬にファンデーションを塗ってもひび割れせず、いつもいつでも乾燥しているという状態から抜け出せました~(キラキラ)

 

 

しかも夜お風呂から出てから寝る前ののスキンケアも、朝のメイク前のスキンケアも基本白色ワセリンを塗るだけなので、10秒ほどで終わります^^

 

 

ちなみに私はくちびるも乾燥しやすく、超潤うリップクリームを塗っていても冬はいつもくちびるの皮がむけてしまっていました。

 

せっかくかわいいリップを塗っても、映えない・・・

 

だからメイクに対する意欲も低く知識も乏しかったのですが、今はリップメイクも心から楽しめるようになりました!

 

リップクリームもオーガニックのものを使い始めるようになったのがよかったのかもしれません。

 

主に海外の旅行中に買ったものを順番に使っていますが、一番良かったのはホールフーズの2ドルほどのリップクリームでした。

 

 

 

また、今でも旅行先などでは石鹸ではなくクレンジングを使うことがあります。

 

石鹸を刻んで持っていくのが難しいこともあるので・・・

 

 

1日2日使ったくらいでは私の場合は肌の自己再生力が失われている、と思うようなことはありません。

 

ある程度肌の自己再生力が強化されているので、ちょっとくらいでは揺らがないお肌になれたのかな~と思っています。

 

 

 

なお、肌断食が成功してもぷるっぷる・うるうるの肌にはなりません。

 

これは宇津木先生の本にも書かれていますが、人間の肌は本来うるうるではなく、さらさらが健康な状態とのことです。

 

赤ちゃんの肌はとってもきれいだけど、さらさら~としているとの同じですね。

 

 

なのでぷるっぷる・うるうるになりたい方には向いていないと思いますが、私は今のさらさらの肌が気に入っています。

 

さわった感じはもちもちと弾力もあるので、肌断食をしてみて本当によかったと思っています。

 

 

 

私流 “肌断食”のやり方まとめ!

参考までに、先ほど書いた経過の他にも何個がトライ&エラーを繰り返して、今の私が行きついた“肌断食”のルールをまとめます。

 

 

 ・メイクは石鹸かお湯で落とせるものにする

 ・スキンケアは基本白色ワセリンのみ

  (乾燥がひどい時のみ皮膚科の薬を併用)

 ・メイクオフには純石鹸ではないナチュラル石鹸を使う

 

 

 

シンプルですね!

 

 

私のやり方は「宇津木式のストイックな肌断食」と、

 

「スキンケアはきちんとするけどメイクは石鹸で落とせるものにし、純石鹸ではなくナチュラル石鹸を使用する」

 

というやり方のこちらの本との間くらいかな~と思います。

 

 

肌断食の効果には個人差があるようですし、どのやり方があっているのかも人それぞれ。

 

また、若い頃にしっかりスキンケアをしないと将来肌がボロボロになる、という昔からの説もありますし、肌断食が万能だとは思っていません。

 

 

でも、私の場合はメイク道具を変えて、スキンケアを変えてみて冬の辛い乾燥ともおさらばできたし、メイクをした自分にも前より自信が持てるようになりました。

 

 

 

 

そして一番大事なこと、

 

スキンケアが楽。

 

 

 

シンプルでミニマルなスキンケアで肌がきれいになったので、これからもこの“ゆる肌断食”を続けていこうと思います♪

 

気が向いたら何かのタイミングでノーファンデ生活も始めてみたいな~という野望もあったりします。

 

 

でも今はとても肌にあったファンデーションも見つけられたので、しばらくはメイクも楽しみたいな。

 

石鹸オフできるメイク道具については、あまりにも気に入っているので次回別記事で書きたいと思います!

 

興味が出てきた方は、まずは小さく“ゆる肌断食”を始めてみては?

 

 

 

 

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