【20代後半OLの転職⑤】転職を決断した理由
2月に転職をしたことについて、これまで4記事書いてきましたが、今回がラストの5記事目です。
今までの「転職活動を始めたきっかけ」「活動開始~エントリーまで」「面接~内定まで」「エージェントのメリット・デメリット」の記事はこちらから↓
purelifestyle.hatenablog.com
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今までの記事にも何度か書きましたが、現職の会社から内定をもらってから、転職するかどうか1か月近く悩みました。
どう考えて決めたかについて、転職をためらった理由・転職を決断した理由に分けて書いていきます。
転職をためらった理由
将来の市場価値を上げられるかがわからない
「転職活動を始めたきっかけ」の記事に書いたのですが、前職での"先が見えてしまった"と感じたことで10年後、20年後の自分の市場価値について気になって転職活動を始めました。
活動を始めた当初は、今の企画・マーケティング系の知識を極めることで将来的に自分の市場価値を上げられるような転職を目指していました。
応募する企業も企画・マーケ系の専門職採用を中心に見ていたのですが、内定をもらった現職は総合職採用。
自分が就きたい職種につけるかどうかも入社後の配属までわからないし、その後も自分のキャリアプランと関係のない異動が必ず起こるであろうことに、不安を感じていました。
給与が下がる
前職と比べて、現職は月あたり数万円低いです。
転職前に給与が上がることは重要視していませんでしたが、下がるとなるとさすがに躊躇いました。
言葉が悪くなってしまいますが、前職がとても“コスパの良い”給与体系だったため、捨てがたく感じてしまっていました。
そろそろ子どもが欲しいと思っていた
今は夫と二人暮らしで、子どもはいません。
転職活動を始める前には、結婚して3年が経ち、私も30歳が見えてきてそろそろ子どもが欲しいな、と思っていました。
それは夫も同じで、妊活について話し合ったりしている最中で、私が転職活動をしたいと思うようになり、結果内定をいただき。
転職後に一体どのくらい経てば落ち着いて、子どもを授かりたくなるかが予測できなったし、自分がすぐに妊娠できる体質かも不明で、心配性なこともあり不安でした。
転職を躊躇った一番大きな理由だったかもしれません。
働きやすさ
前職はフレックス・テレワーク・時短OK、ドレスコード自由、育休・産休を取っている先輩たちがごろごろいる、という究極のホワイト企業でした。
また、部署もみんな仲が良く和気あいあいとした雰囲気で、離れるのは寂しい。
この先子どもを育てながら働きたいと考えた時に、どちらが働きやすい環境が整っているかは明白だったので、本当に転職して後悔しないか、よく考えました。
転職を決断した理由
やりがいが大きい
前職では、入社してから商品を好きになったのですが、身近にユーザーが少なく、なかなかどう人を喜ばせられているかを実感できずにいました。
現職の会社は自分が商品もサービスも大好きで、家族や友達も好きな人が多く、自分の仕事を通して人々をどう幸せにできるかをはっきりと想像できました。
内定後に現職の先輩に話を聞く機会をいただいて、お話を聞く中でも人を幸せにできていると強く感じてらっしゃることが伝わってきて、また会社のビジョンが全社員に浸透しているとわかりました。
やりがいと持って、働けそうだと思いました。
年齢的に今がベストな転職タイミングだと思った
いつが転職に適した年齢かは、人それぞれです。
私の場合は、先ほどの子どもの話と繋がってくるのですが、前職にとどまるならすぐに妊活を開始しようと思っていました。
子育て中には転職は難しいだろうし、一段落した頃には女性が転職しやすい年齢は過ぎるかな、と考えていたので、人生の中で転職をしてみるなら今がベストなタイミングだと思いました。
なお、当時の私にとってはこれが決断の理由の一つになりましたが、前職で転職することを公表すると、「実は私も転職活動してるよ!」という方がけっこう打ち明けてくれて、その中に絶賛1歳児を子育て中のママさんもいました。
そして現職にも、「育休中に転職活動をして内定をもらったから入社したよ!」という同期のママさんも!
転職を悩んでいた当時「転職は今しかない!」と考えていたのは間違いだったわけですが、結果的に今転職をしてよかったと思っているのでまぁ良しとしています^^;
結局自分が一番やりたいことをやってみるべきだと思った
元も子もない理由なのですが、結局のところは、一度きりの人生、自分がやりたいことをやってみよう!と思いました。
給料とか、子どもとか、将来とか全部置いておいて、「今世の中のどんな仕事でもできるって言われたら何がしたい?」と聞かれたとしたら、私は現職の仕事をしたいと思いました。
現職は新卒の時にいちばん行きたいと思っていたけれど、内定をもらえなかった企業です。
その企業で働けるチャンスをもらえることは、本当にありがたいことだし、結局辞退したら一生「行ってみればよかった」と後悔するだろうと思いました。
これがいちばん大きな決断理由です。
当時は昨日「チャレンジで転職してみよう!」と思っていたのに今日は「いや、やっぱり今の会社に留まろう」と考える日々を繰り返して、1か月で本を10冊読むほど悩みに悩んだのですが・・・
最終的な決断の理由は、意外とシンプルなものでした。
転職が成功かどうかは、今後の自分によって決まる
こうして1か月、悟りを開くのではないかという程悩んだのですが、いろいろ調べて、本を読んで、人に相談して、考えに考えて。
どちらを選ぶにしろ、その選んだ道を成功にする努力をするしかないと気づきました。
正解の道を選んで、レールに乗ってそれで終わりかというと、そうではない。
自分で決めたことに自信をもって、その道で努力していこうと思いました。
市場価値については、専門職でなくても上げていけるので自分なりのキャリアプランを考えそれを実現できるように、今後も努力する。
子どもについては、転職先が育休・産休が難しいような環境だったら会社に固執せずに働き方を考える。
給与については、早く結果を出して昇格する。
働きやすさについては、今すぐは無理でも今後世の中の流れ的にテレワークや時短が増えていくことは間違いないので、悲観せずに粛々と働く。(実際最近導入され始めました)
転職するにあたり、こう努力していこう、と決めると、転職の意思を前の会社に告げた後も、後悔せずにいられました。
そして、選んだ道からもう動けない、というわけでもない。
選んだ道で努力して、それでもどうしてもうまくいかなかったら、また別の道を考えればよいと考えました。
私は考えてばっかりで先に進むのが遅くて、動いてみたら案外簡単なことだった、ということが今までとても多かったのですが。
今回も、転職してみたら前より視界が開けて、意外と転職をためらっていた要素もクリアしていけそうだと思えています。
もし、私のように転職活動をするか迷っている方がいらっしゃったら。
まずはやってみてください。
他の会社と接してみるだけで、驚くほどたくさんの発見があります。
そして、内定をもらって悩んでいる方がいらっしゃったら。
悩みぬいてどちらかに決めた後、その道を成功にする努力をしてみてください。
それができれば、あの時この選択をしてよかった、と思うことができると思います。
最初は気軽に3記事くらいで書こうと思っていた転職の記事ですが、書いているうちにたくさん書きたいことが出てきて、全5記事、どれもボリューミーになってしまいました。
ブログ初心者の拙い文章ですが、どなたかの参考になればと思って、一生懸命書くことができました。
読んでいただいて、本当に、心から、ありがとうございました。
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今回の記事を最後まで読んでいただいた方、今までの記事も読んでいただけた方、ほんとうにありがとうございました!
最後の方、我ながらかっこつけたようなことを書いてしまい、ちょっと恥ずかしかったのですが。
転職の体験を誰かの役に立つように、How toではなくどう悩んでいたかを書きたい!と思ったのもブログを始めた理由の一つで、自分の気持ちの整理にもなったので、書けてよかったです。
いろいろ考えて、今の道でがんばることを決められましたが、まだまだコロナで状況が一変してしまったこともあり、正直不安もあります。
今後もいろんなことが起こると思いますが、そのたびにどうしたらよいか考えて、なるべく早く行動に移す努力をしていこうと思います。