一度矯正に失敗した私が考える、矯正歯科の選び方
前回のインビザラインで失敗した話を、想像以上にたくさんの方に見ていただけました。
そういう情報が必要な方ってやっぱり多いのかなと思い、今回はその失敗を活かした矯正歯科の選び方についてです。
これはちょっと歯並びを治したい、という方よりは、本格的にしっかり矯正をする!という方向けの選び方だと思います。
2回目の矯正歯科選びで重視したこと
1回目の矯正歯科選びを失敗してしまった反省を活かして、2回目は絶対に失敗しないように!とかなり慎重に選びました。
1回目の失敗の時にセカンド・オピニオンを受けた歯科医さんや夫の意見、ネットの情報を参考にしていくつかポイントを考えました。
臨床指導医(旧:専門医)、認定医か否か
これはわかりやすい基準なのですが、日本矯正歯科学会の臨床指導医(旧:専門医)or認定医かどうかは矯正歯科選びの参考の一つになると思います。
どちらも資格の取得にはある程度の経験年数や、学会での発表が必要だったりするので、経験のある歯科医が見てくれます。
ただ、「臨床指導医在籍」と掲げていても実際に診てくれるのはそうでない歯科医、という場合もあるようなので注意が必要です。
治療計画を適切に説明できる
治療を始める前に検査をしますが、その結果の説明で治療計画をきちんと説明してくれるかどうかが重要です。
これはセカンド・オピニオンを受けた矯正歯科で教えていただきました。
今の歯列の状態はこうなっていて、目指すゴールはこれなので、こういうアプローチで矯正をしていきますということを患者に理解できるように説明してくれる歯科医を選ぶようにしました。
逆にこれができない矯正歯科は、信用しきれないということですね。
質問に丁寧に答えてくれるか
もちろん質問に対して素っ気ない歯科医でも、腕は確か、という場合もあります。
ですが、矯正治療はある程度長い期間かかります。
数年の間、何度も不安に思ったり、信頼して大丈夫かな?と思う中続けるのは大変だと思うのです。
私はわからないことはきちんと説明してくれる方が安心できるタイプですが、自分と相性が良く、通いやすいと感じる歯科医なら良いと思います^^
毎回同じ歯科医が見てくれるか
これも腕が確かな歯科医ばかりが在籍していて、引き継ぎがしっかりされているところなら問題ないと思います。
ですが、それを矯正歯科を決める前に見極めるのは難しいな、と私は思いました(>_<)
私の場合前回矯正を失敗してしまったのは、毎回歯科医や衛生士さんが違い、その人ごとに判断にブレがあったことも一因だと思っています。
もう二度と失敗したくなかったので、安全をとって毎回同じ歯科医に見ていただけるところにしました。
診察が流れ作業でないか
これはどこに通うか決める際に複数の矯正の歯科を見て感じたことです。
予約をたくさん入れていて、患者さんを待たせるのが当たり前、というところは、流れ作業のような診察が多い気がしました。
なんというか、患者さんを「さばく」ことに重点を置いているので、待合室での待ち時間が長かったり、実際に通っている他の患者さんが、診療台に上がってから口を開けた辛い体制のまましばらく待たされているのを目の当たりにしました。
まず衛生士さん or 勉強中くらいの若い歯科医さんが患者さんを見て、器具を調節して、最後に一瞬責任ある歯科医がチェックして終わり、というパターンです。
そういうパターンのところでも若手をしっかり育てて責任を持って診てくださるところもあると思いますが、私は企業検診の流れ作業感とかも苦手だったりするので避けました……。
信頼できる先生からの紹介
口コミを見るという方法もありますが、ある矯正歯科で、よい口コミなんてほとんど当てにならない。サクラの可能性が高い。だって自分がいいと思ったサービスで、口コミしたことってあまりないでしょと言われました。
悪い口コミは念のため注意した方がいいけどと……
確かに、と思ったのでいつも通っている一般歯科の信頼できるかかりつけの先生に紹介いただくのが一番安心だと思いました。
今通っている矯正歯科には満足していますが、おそらくこれが一番の成功ポイントだった気がします。
埋まっている親知らずを抜いたときも、かかりつけの歯科に大きな病院を紹介してもらい、きちんと私の状況や気質(怖がり)であることも伝えてくださっていたため、とてもよかったです。
ちなみに大きい病院はたいていそうですが、Googleの口コミはあまりよくありませんでした。(先生とか科が多すぎて、自分の担当の先生がどうかはわからないですよね・・・)
でも、やっぱり人柄まで知っている先生同士の紹介は安心できることが多いです!
歯科医以外の病院でも一度紹介をしてもらってとてもよかった経験があります。
諦めたこと
ここまで読んでくださった方はおわかりかと思いますが、私の条件の多いこと・・・
上記をすべて満たすのはなかなか大変なので、ここは求めなかった!という点もお伝えします。
距離的な通いやすさ
そもそもかかりつけの歯科も引っ越した関係で遠いのですが、紹介してもらったところも電車で1時間かかります。
ただ、私の場合は通勤も遠いのでそこまで苦でなく通えています。
上の条件をすべて満たせるところはそうそうないので、通いやすさは妥協しました。
費用面
もっと安いところはいくらでもあると思いますが、安かろう悪かろうでは困るので安さは追い求めませんでした。
相場と比べてそれほど高いわけでもなく毎回同じ認定医の先生に見てもらえるので、安心料と思っています。
以上、一度矯正治療に失敗した私の矯正歯科の選び方でした!
これは矯正をまだ始める前の方にも参考にしていただけると思うので、少しでもお役に立てたらうれしいです……☆
2回連続、しかも更新頻度遅く普段と毛色の違う記事を書きましたが、次回はいつも通りの記事を書きたいと思います(*´∇`)ノ
最近体調が良くないことが多く、更新頻度が遅くなってしまっていますが;;
少しずつ回復してきたので、また書いていきたいなと思います♪
もしよかったら、ぽちっと応援いただけると嬉しいです↓