【ミニマル育児】哺乳ストライキ体験談

授乳中のみなさま、哺乳ストライキって、知っていますか？

私はぜんぜん知りませんでした！

だから、突然の息子のストライキにびっくり＆かなり不安になりました。

今日は、哺乳ストライキとは何か＆息子の場合の経過のお話です。

『哺乳ストライキ』とは？

哺乳ストライキとは、赤ちゃんが突然母乳を飲まなくなることです。

母乳を突然飲まなくなった場合、哺乳ストライキ or 卒乳ですが、１歳より前に断乳ではなく、『卒乳』になることはめったにないそうです。

うちは生後６ヶ月で起こったので、まず卒乳ではない。

急に母乳を飲みたがらなくなって、めちゃくちゃびっくりしました。

検索して出てきたのが、「ラ・レーチェ・リーグ日本」というNPO法人のサイト。

そこに、哺乳ストライキが起こるきっかけとなりうる点があげられていました。

・デオドラント、石けん、香水、ローションなど、いつもと違うものをお母さんが使ったため、赤ちゃんにとって、今までとは別のにおいがする

・お母さんに、とても気にかかっていることがある（来客や旅行、引っ越しなど）

・お母さんに心配事があって落ち込んでいる（家族の危機的な状況に対応しなければならない）

・子どもが病気やけがをしていて、授乳すると不快になる（中耳炎をおこしている、風邪を引いてのどが痛い、鼻が詰まっている、「鵞(が)口(こう)瘡(そう)」にかかっている、口の中が切れている）

注：鵞口瘡とは、赤ちゃんの口の中の真菌感染のこと

・赤ちゃんの歯が生えかけていて、歯ぐきがひりひりしている

・最近、授乳のパターンが変わった（新しい仕事を始めたいつもより長く赤ちゃんを人に預けた、忙しくて授乳する回数が減った）

・赤ちゃんに乳首をかまれたときに、お母さんが大きく反応して、赤ちゃんが驚いてしまった

・お母さんが急に母乳をやめようとした

・赤ちゃんがおしゃぶりやおや指を吸うようになった

・哺乳びんを使い始めた

・赤ちゃんが欲しがるのに、長時間授乳しなかった

・赤ちゃんを人に預けるかどうか、迷っている

引用元：https://llljapan.org/faq.php?num=35

私の場合

①哺乳ストライキが始まる前日、当日に授乳中に乳首を噛まれて叫んだ

②義実家への帰省を翌日に控えている

③引っ越しを控えている

が当てはまりました！

ほぼ①が原因だと思います。

他のサイトも調べると、赤ちゃんはおかあさんを拒否しているわけではないとあり、安心。

数日で終わることが多く、長くても１週間でおわる。

でも、まれに数週間続くことも・・・と書いてあり恐怖。

息子は哺乳瓶NG。

そして、まだ離乳食からたっぷり栄養をとれる月齢ではないよ。。。

解決方法例もラ・レーチェ・リーグに書いてありました。

・赤ちゃんが眠いときや寝ているときに飲ませてみる

・お母さんが立って歩きながら飲ませてみる

・2～3日は赤ちゃんとの時間を優先して、スキンシップを増やしてみる

・スリング（新生児から使えるやわらかな布でできた抱っこバンド）や布製の抱っこひもを使って、歩き回ったり赤ちゃんをゆらゆらしたりする

・いつもより多く抱っこしたり、なでたり、肌と肌のふれあいをしたりする

・静かな部屋で少し明かりを落とし、2人きりで授乳する

・飲み始めたら母乳がすぐにわき出してくるように、授乳の前に、手で少ししぼって射乳反射をおこしやすくしておくと、赤ちゃんは吸いついてすぐに飲むことができる

引用元：https://llljapan.org/faq.php?num=35

哺乳ストライキの経過

【−１日目】

下の歯が２本生えてきた息子。

ある日、離乳食後の授乳で乳首を噛まれました。

かなり痛かったので、「いった〜い！」と叫んでしまい、少し驚いたようにこっちを見てから、あまり飲まず。

離乳食食べすぎたかな？と思い、１時間後に普通に授乳。

その日は他の授乳タイムもいつも通り。

【１日目】

またしても離乳食後の授乳で、噛まれて叫んでしまう。

逆をあげてみたが、また噛まれて叫ぶ。

だって、我慢できないくらい痛いんだもの・・・

その後何も触ってなくても常に痛いくらいの強さで噛まれたんですよ！涙

また１時間あけてみたら、少し飲む。

しかしその後、母乳をあげようもしてものけぞってぐずる。

様子がいつもと違うと感じ、調べたところ哺乳ストライキを知る。

なんと日中なのに５時間半も飲まず。

本当にお腹が空いたからか、最終的にぐずりながら飲む。

その後、夜寝る前の眠いときや、夜間授乳は普通に飲む。

普段は６〜７回１日に飲むのに、この日はなんと４回。

【２日目】

新幹線で義実家に帰省する日。

ここからも飲んでくれなかったらどうしよう！と恐怖。

とりあえず、寝起きの寝ぼけているときにすかさず授乳して、成功。

その後、眠くなってきて抱っこでゆらゆら寝かしつけをしながらあげてみたら、寝ぼけながらも噛む！

必死に叫ぶのを我慢して、「大丈夫、怖くないよ〜」と優しく語りかけると飲んでくれた・・・

ナウシカってこんな気持ちだったのか、と思いました。

その時に山場を越えたのか、新幹線の駅の授乳室では普通に飲んでくれました◎

それでも完全にはおわっていなくて、特に離乳食後は拒否＆噛む！！！

あまりに痛いので、哺乳ストライキだけでなく噛むのもなんとかならないかと調べたところ、大声を出したり叫ぶのではなく、低めの声で淡々と「ダメ、痛いよ。」と言うのがいいらしい。

明日からやってみることに。

特に義実家の場所見知りも激しくなく、寝る前や夜間の授乳はこの日もスムーズ。

授乳回数は６回に回復。

【３日目】

昨日と同じ感じでうとうとしたときに飲ませたり、噛んだら低い声で叱ってみたりして、哺乳ストライキ前と同じ頻度で飲ませられた。

夜数回起きたので、授乳回数は７回。

【４日目】

哺乳ストライキはほぼ終わり！

噛まれたら低い声で痛いよ、が効いたのか、噛まれなくなる。

授乳も飲んでいる途中に若干怯えたような声を出すこともあるが、いつも通りに近づいた。

離乳食直後にあげるのは噛まれそうで怖くて、欲しがるまではあげないスタイルに。

【５日目】

離乳食直後にも授乳してみたら、問題なく飲んでくれる◎

そして哺乳ストライキ中、絶対これはおっぱいほしくてぐずってる！とわかるまでは噛まれるの予防であげないようにしていたら、ほしいときは自分から私によじ登って「まんまー！」と言うというとがわかった。

しっかり向き合って、あげるタイミングも前よりわかりやすくなりました。

私の場合、哺乳ストライキの期間は３日間でした。

まったく飲まないわけではなく、工夫してほぼいつも通りの量は飲ませられましたが、次も飲むかはわからない、飲まなくなるか、いつまで続くかわからない、という状況で最中はとても怖かったです。

でも、いつも以上に息子に向き合って過ごして、絆も深まったような気がします。

義両親には大人しく抱っこされますが、長くなると押しのけて私の方に手を伸ばして、抱っこ変わってと要求してくれるのがかわいくて！

大変だったけど、義実家に行きつつ哺乳ストライキを乗り越えられてよかったです。

個室で義両親・夫とかわりばんこに息子を抱っこして食べた牛タン。

久しぶりにゆっくり食べられた外食〜！

調べたら希少な例というわけではなく、経験している人もたくさんいるようで・・・

こういうことがあるなら、もっと大々的に育児書とかに書いておいてほしい！笑

すごくびっくり＆不安になるんだから〜〜

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