コロナ不満ばかりの私がはっと気づかされた言葉

この前の日曜、10分枠の冠番組をやりました。

え？いきなり何の話？大丈夫この人？？

という感じですが、ごっこ遊びをしたのです。

お風呂も歯磨きも終わってベッドに早めに入ったものの、寝るのはもったいなく感じた日曜の夜。

夫とそれぞれ冠番組を持った体で、コロナについて討論しました。

かなりふざけた話ですが、意外にもはっと気づかされることが多かったです。

※今回序盤ややぶっとんだ内容です。

私の10分冠番組

夫「こんばんは～～冒頭の挨拶。早速ですが、本日の東京都の感染者数47人という数字を見て、moonさんのご意見をお聞かせください。」

「またしても夜の街関連が多いということで。真面目に自粛されている大半の方は、そういう方もみんなが自粛すべき、なぜ守れないのかと憤りを感じてらっしゃる方も多いと思います。」

ただ、ルールを守らない方というのは必ず一定数存在し、0にするのは不可能だと私は思います。お店側からすると経済的理由もありますし。

なので、全国民に自主的な自粛をお願いするだけでは感染拡大は止められないのではないでしょうか。

対策として～～や、～～をしていくべきかと思います。」

↑対策は幼稚なので割愛

夫の10番組

私「こんばんは～～冒頭の挨拶。早速ですが、本日の東京都の感染者数47人という数字を見て、夫さんのご意見をお聞かせください。」

夫「まず、緊急事態宣言が解除されれば感染者数が増えるのは当たり前で、政府も折り込み済みなのではないかと思います。今の局面で目指すべきはコロナと共生していく道を開くことではないでしょうか。

感染を防ぐことが大事なのはもちろんですが、経済との兼ね合いでいうと難しいのだと思います。現段階では少なくとも医療崩壊を防ぐことで、感染者をを0にすることはできなくても、死者を出さないようにする、ということが重要なのでは。

なので、政府が感染者数は増えているが、現段階ではこれでいい、ウィズコロナのステージだ、と言わないのは問題だと思います。」

私「しかし、現段階で医療崩壊が起きていなくても、１人が４人に移せば感染者数は２００人を超えます。」

夫「それについては、現状の感染者を都道府県単位ではなく、もっと狭い地域に区切って自粛の要請を強めていくべきだと思います。例えば新宿区で感染者数が多く発生した場合は、区民の外出自粛を求め、企業もなるべく出勤を制限する。

感染者が限られた地域で増えている傾向と、経済が限界であることを考えると、このような対策も必要ではないでしょうか。」

夫「また、政府の対策が遅く、不十分であることはその通りですが、ウイルスは政府の責任で発生したものではなく、自然発生的に出現したものです。

全世界の人類が一人残らず向き合わなくてはならない稀有な問題です。

自粛も疲れるし、経済状況も悪化しますが、政府から言われなくても一人一人が自分や他の人の命のために感染予防にできることをする。これが大切なのではないでしょうか。」

『自己責任』の考え方次第では前向きになれる

ここまで、ややぶっとんだ序盤（長い）でした。

私は（あまり良くない意味で）真面目な方で、「ルールを守らない人」に対して強く憤りを感じることがあります。

なんでホストクラブに行くのを我慢できないんだろう、

なんで真面目に自粛しているお店は損をして、開けているお店が得をするんだろう、

なんで政府は第一波が終息していないのにさっさと宣言を解除してしまったんだろう、

とたまに少し苛立ち、

いつなればいつでも出社できるようになるのだろう、

いつになれば旅行に行けるんだろう、

いつになればみんなで集まって楽しくご飯が食べられるのだろう、

と不安に思っていました。

でも、討論ごっこの最後の言葉を聞いて、「あ、自己責任だ。」という言葉が浮かびました。

どれだけみんなが自粛しても、必ず自由に遊んでしまう方は、いる。

 人や環境自体を変えるのは、かなり難しいです。

「新しい生活様式」を守らない人も、コロナがなかなか終息しない状況も、不満を言ったところで変わらない。

粛々と、自分にできることをしていくだけ。

そう考えると、何となく気持ちが前向きになりました。

人任せにばっかりしている時や、自分の意思を持って選択していない時って、結局周りに振り回されて辛いんですよね。

「自分の生活には自分で責任を持つ」と意識した方が、自分で物事を決めている感覚、コントロールできている自信を持てる気がします。

「政府に言われているから、やらないと批判されてしまうから自粛」

ではなく

「自分や大切な人を守るために、したいから自粛」

ですもんね！

『自己責任』って、「ほらみろ、そんなことやってるからだ」みたいな、批判の意味で使われることが多いですが、

自分で選ぶ『自己責任』は、前向きな気持ちになれると思いました。

今まで、批判を招く可能性がある内容を書くのは、避けてきました。

そんなつもりはなくても、自分の文章の拙さで読んでくださる方を不快な気持ちにさせてしまうかもしれないからです。

今回の内容も、「自己責任と言うが、職を失って困っている人、多忙になってしまった職種の人もこんなにいるのに」「そもそも、考えが浅い」というご意見もあると思います。

ただ、自粛をがんばっている方で、コロナ関連の不満が少しずつ溜まってきて。

もっと大変な方もいると考えると、ぜんぜんたいしたことではないのだけれど。

なんとなく、もやもやしてしまう、という方もいらっしゃるかもしれない。

私がはっと気づいて楽になった出来事があったので、それをお伝えして、そういう方がちょっとでも気持ちが軽くなってくれたら嬉しいと思って書きました。

伝わる自信満々！とは悔しくも思えない、拙い文章ですが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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