【ミニマリスト初心者さんにおすすめ】私をミニマリストに導いてくれた3冊の本
「ある分野について知ろうと思ったら、20冊の本を読んでやっとスタートラインに立てる」
私の尊敬する人が言っていた言葉です。
もちろん、本を読むだけでなく実際に行動する、"アウトプット"することもより大事なわけですが、この言葉はもっともだなぁと思うのです。
今ではミニマリスト関連の本を20冊以上読んでいますが、ミニマリストを目指そうと思い立って最初に読んだ3冊を紹介します。
導入として最初に読むのにぴったりで、今でもこの3冊を最初に読んだからやる気が出たと思っています。
ミニマリストに導いてくれた本3冊
ミニマリスト初心者さんにおすすめ『フランス人は10着しか服を持たない』
インパクトのある題名の有名な本ですが、「10着しか服を持たない」というテーマの章は本の中で1章だけです。
ミニマリスト的な思考が散りばめられており、"暮らしの質"を高めるということに主眼が置かれています。
アメリカ人の留学生がフランスの貴族の家でホームステイをして、その貴族の生き方に感銘を受けたことがまとめられている本。
質の良い食事、服、家具に囲まれて暮らし、質の悪いものは捨てることで、我慢せずとも物欲に踊らされず、日々に喜びを見出して幸せに、きちんと生きられることがわかります。
無理して高級品を買えというわけではなく、予算内で一番質の良いものを選ぶ。
本の中で「シックに暮らす」「シックでない」など"シック"という言葉がたくさん出てきて、"シック"そのものについての説明はなくても、それがどういうことなのかが伝わってくる。
日本のミニマリスト関連の本はややお勉強的というか、How to系が多い気がします。(それはそれで大好きです)
この本はパリの素敵な雰囲気に浸りながらミニマリストの考え方の大事な部分を掴めるので、「ミニマリストになりたい!」という方のやる気アップにおすすめです。
"お気に入り"の見つけ方がわかる『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』
よく、「自分に合った上質なものを少しだけ」とか、「お気に入りに囲まれて暮らす」と言われますが、そのお気に入りの見つけ方のヒントが詰まっている本だと思います。
ミニマリストへの道スタート時は、安い服ばかりたくさん持っていた私。
自分に合った「"上質"とはどのくらいの価格帯か」や、好きなものの範囲が狭いので「お気に入りはどう見つければよいか」など、わからずにいました。
この本では、
「一流店で試着をしてみる」
「選択眼を磨くためには最高と最低を経験する」
「自分の強みをいかすデザインの服を選ぶ」
など、ものの選び方について多く書ります。
著者がグッチの販売スタッフをしていた時にお客様から学んだことも書いてあり、お金持ちほど「厳選したアイテムにお金をかけて多くは持たない」ということがわかります。
「お金をかけるべき厳選アイテム10選」も載っているので、何から暮らしを改善すべきか迷っている方におすすめ。
実践編の入門にぴったり!『片付けたくなる部屋づくり』
ミニマリスト的心構えを理解したら、次は部屋のお片づけの本。
整理収納の考え方から、「捨て」の判断の仕方、収納の仕方、掃除術まで、暮らしの整え方全般が1冊にまとまっています。
写真が多く、家の部屋別の実際の収納例も載っているので、読みやすく参考にしやすいです。
こちらが入門にぴったりだと思う理由は、片づけ全般について視覚的でわかりやすく丁寧ということと、例に出てくるモノの量が少なすぎないこと。
こんまりさんのように一気にモノの数を減らすという方法もありますが、私は石橋を叩いて渡りたい派で、ちょっとずつモノを減らしたい。
「このくらいのモノの量でもきれいに収納できるんだ!」という安心感とモチベーションを保ちながら片づけを進めることができました。
そして著者の本多さおりさんが当時古い2Kのおうちに住んでいた頃の本なので、築年数が経っている我が家でもマネしやすかったです。
いよいよミニマリストを目指して実際に部屋を片付け始める方におすすめです。
以上、ミニマリスト初心者さんにおすすめな本3冊でした!
ミニマリスト関連の本もたくさん読んできて、だいたい頭に入って行動にも染みついた本は手放すようにしています。
『片付けたくなる部屋づくり』についてはすでに手放していて、『本当に必要なものは~』も近々手放す予定。
読み返したくなった時は図書館などで借りています。
今書いていたら、猛烈に『片づけたくなる部屋づくり』を読み返したくなった!!
『フランス人は10着しか服を持たない』は、たまに立ち戻って考えるために持ち続ける予定。
ネットでいろいろな情報が手に入る時代ですが、本は情報量が多く1冊を通して「考え方」まで学べるのでおすすめです!
おうち時間に、ぜひ読んでみてください♪
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